Data Essay / 教育・人口

函館の小学校が、
消えていく。

25年で生徒数64%減。廃校が相次ぐ函館市。
子どもたちの声が消えた校舎に、残るものは何か。

2026年4月· 読了 5分· 出典: 函館市教育委員会(架空データ)

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函館市内 小学校マップ

津軽海峡
現役校(規模比)
×廃校

2000年 小学生の数

6,990

2000年比 100%

規模別 生徒数推移

港小学校
92人
末広小学校
78人
大森小学校
143人
亀田小学校
210人
湯川小学校
168人
桔梗小学校
84人

Chapter 01

2000年、函館の小学校

2000年当時、函館市内には多くの小学校があり、合計で約6,000人の生徒が通っていた。放課後の校庭には子どもたちの声が溢れ、運動会は地域の一大イベントだった。

Chapter 02

2010年代、静かな変化

少子化の影響は2010年代に顕著になった。一部の学校では1クラスの生徒が15人を下回り、異学年合同の授業が始まった。それでも「統廃合」は遠い話のように思われていた。

Chapter 03

廃校が続く

2015年から2021年にかけて、函館市内で4校が廃校・統合となった。校舎は今、市民センターや倉庫として使われている。卒業生たちは「なくなると知ったとき、泣いた」と話す。

この期間の廃校数

4

Chapter 04 / 現在

2025年、残った学校の現実

現在の生徒数は合計で約2,200人。2000年比で-64%。残る学校でも複式学級(異学年同一クラス)が増え、教育環境の変化が続く。全国平均の減少率40%に対し、函館は1.6倍のペースで減少している。

2000年比生徒数

-64%

学校がなくなることは、
地域の記憶が消えることかもしれない。

統廃合は「合理的な選択」だ。しかし、そこで育った人たちにとって、母校は単なる建物ではない。 函館の未来を語るとき、子どもたちが通える学校の数を維持することは、まちの活力を維持することと同義だ。

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